標準プロトコール

(株)紀和実験動物研究所の標準プロトコールについて


抗体作製手順

必要抗原量は、ウサギ1羽に免疫する一回の量は通常の蛋白抗原ですと100~200μgです。標準プロトコールどおり免疫すると、2羽のウサギに計4回免疫しますので、最低で800μgとなります。ただし、アジュバントとコンジュゲートする際に、コネクター部分で多少のロスが発生しますので、それを考慮し、お送りいただく蛋白の総量は1.5mgほどをお願いしております。

●抗原はフロイントアジュバントとコンジュゲートして2週間毎に免疫します。
 (初回:FCA、2回目以降:FIA)
 免疫間隔変更やその他のアジュバントをご希望の方は別途、ご相談承ります。

●最終免疫後、1週間目に採血して依頼者へお届けします。
 十分に力価(※)が上昇している場合は全採血し、依頼者の望む
 力価に達していない場合はオプションとしてご希望の回数、追加
 免疫を実施いたします。
 ※ご依頼により弊社でも別途、ELISA試験を承ります。
  ELISA試験:1回2羽を11,000円にて実施します。

●以下の抗原では免疫できません。
 感染性のあるもの(生きたウイルス、細菌、病原性プリオン等)→
 ※ダイオキシンなどの環境ホルモン
 ※ウイルス、細菌等はホルマリン処理、オートクレーブ処理等で不活化
  したことを証明できるものは免疫可能です。

抗体作製についてのご質問・ご要望は(株)紀和実験動物研究所へいつでもお気軽にお問い合わせください。ウサギ以外の小動物(ニワトリ・モルモット・マウス・ラット等)の抗体作製も可能です。
マウスモノクロ腹水(mAb)調製についてもご相談下さい。
お客様のご希望のプロトコールでの実施も承ります。

まずはお電話・メールでお問い合わせください。

TEL:073-499-0321(代) 担当 中川
 FAX: 073-499-0323